脂質って悪?
こんにちは
鍼灸師 パーソナルトレーナーのカケルです
栄養シリーズとして今回は脂質について考えていきます
まず脂質って何を思い浮かべますか?
脂ですよね
なんか太ったり体に悪いイメージありますよね
まあまずは脂質がどんなものか説明していきます
☆エネルギー源となる
・脂質とは
脂質とは水に溶けず、エーテルやクロロホルムなどの有機溶媒に溶ける物質の総称です。
食用の脂質(油脂)にはごま油、大豆油、コーン油、オリーブ油、のように常温で液体のものとラードやバターのように固体のものがあります。
また魚や肉などの動物性食品、穀類、豆類、乳製品、卵にも脂質は含まれています。
・エネルギー源としての働き
脂質は体内で酸化を受け1gあたり9kcalのエネルギーを生じます。
糖質やタンパク質の4kcalに比べて脂質のエネルギー量は高く、同じ量のエネルギーを得るのに、摂取する食物の量は少なく済むので胃への負担を減らすことができます
また、脂肪は貯蔵効率の高いエネルギー源でもあり、使われなかった分は皮下や腹腔内に蓄えられます。
・生体膜の構成成分となる
リン脂質、糖脂質、コレステロールは生体膜の成分となり細胞の働きを維持する役割をしています。
・脂溶性ビタミンの補給を助ける
油脂は、体内で作ることのできないリノール酸など必須脂肪酸をとるために重要です。
また、ビタミンA、D、E、Kの脂溶性ビタミンは、油脂に溶け込んでいることが多いので、油脂はこれら脂溶性ビタミンの供給源として役立っています。
☆脂肪の過剰な摂取
脂肪は食事のおいしさを高める必須な栄養です。
その上、糖質やタンパク質の摂取には水分が必要ですが、脂肪は水分がなくても摂取できます。
そのため脂肪量が高いと食事の量が減り必要以上に食べてしまいます。
脂肪の取りすぎは肥満を引き起こします。
脂肪エネルギー比率が増えるほど脂質異常症、動脈硬化、糖尿病などの生活習慣病になりやすく
乳がんや大腸がんによる死亡率が増加することがわかっています。
といったように
脂質は体にとって必須な栄養素であると同時に取りすぎると体を蝕むものであることもわかります
つまり極端に脂質は悪だとか、考えずに必要な摂取量を守っていれば、
体はより健康になるということですね
脂質のさらに詳しい中身はここで書くとかなり膨大な量になるのでまた次回と言うことで、、
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